女性の睡眠

日本睡眠改善協議会の講座が7月の暑い日に京都で開催されました。

今回の議題は「女性の睡眠と障害」という事で、大変興味深いお話でしたので、一筆取らせていただきました。

日本の女性の睡眠時間は、男性にくらべて短い、その中でも50代女性の睡眠が最も短いのです。

しかし、米国の調査では、女性の方が男性よりも睡眠時間が長いことが報告されており、先進国のなかでも日本の女性の睡眠時間が最短であったことも報告されています。

そう言われると、確かに私の母も家族の中で、誰よりも遅くに就寝し、誰よりも早くに起床しておりました。そして現在、家内もしかりです。これはどうも生物学的な性差の問題ではなく社会的背景が影響しているのです。つまり、日本では家事、育児、介護を女性に主に強いるという文化的・社会的圧力があり、それが女性の生活時間を大きく左右しているという背景があるのです。

このように日本の女性は男性よりも睡眠時間が短く、しかも月経周期、妊娠、更年期など睡眠負債が蓄積しやすい状況にあります。 睡眠習慣を改善しない限り、男性よりもアルツハイマー型認知症を発症するリスクが圧倒的に高いのです。

これからまだまだ高齢化社会になって行く日本で、社会・文化・生活習慣が多大な影響を及ぼす女性の睡眠について、真剣に考え、改善して行く事は大変重要な課題なのです。女性にとって貴重な睡眠時に、より熟睡できるマットレスを作らなければと痛感しました。

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